第1回 大学院国際プロジェクト(情報通信)

外国大学の学生と一緒にプロジェクトを推進してみよう

この授業は、北京郵電大学と韓国科学技術院、ならびに電気通信大学の大学院生が与えられたプロ ジェクトに共同で取組むことにより、国際性にとんだ実践力を身につけることを目指すものです。

●北京郵電大学 中国北京市にある本学の協定校。
 http://www.bupt.edu.cn/pages1/out/index.asp
●韓国科学技術院 平成21年3月に電気通信大学の協定校である韓国情報通信大学と合併。

  1. 日中韓3国の専門教員により厳選されたテーマに取り組むことにより高度な専門技術を身につけることができる。
  2. 外国の学生とグループを組み課題に取り組むことにより、知らず知らずのうちに国際性を身につけることができる。
  3. PBL(Project Based Learning=課題解決型学習)を取り入れることにより、実践力を身につけることができる。
  4. PBLの精神を生かしたきめ細かい指導により、研究者・技術者としての主体的行動力と向学心の高揚を目指す。
  5. 2単位取得(C,J,E,F,H専攻、選択必修)

H21年度の授業構成

授業テーマ 授業形式 実施時期と履修時間 履修場所
国際性涵養に関する授業 座講とグループ討議 7.5時間
8月下旬
電気通信大学
PBL遂行のための事前知識 座講 7.5時間
8月下旬
電気通信大学
第一回3大学合同の集合授 業と学生主体のグループ討議 外国大学生との集合授業とグループ討議 22.5時間
10月中旬
電気通信大学
遠隔実習 インターネットを使った遠隔実習 30時間
10月~12月
電気通信大学と外国大学とインターネットで結ぶ
第二回3大学合同による成果発表と評価、表彰 外国大学生との集合、デモンストレーション 22.5時間
12月下旬又は1月上旬
北京郵電大学
(中国・北京)
を予定

プロジェクトテーマ :

(1) ワイヤレスネットワーク :
サンマイクロシステムズ社の無線センサーデバイス(SunSPOT)を使って、マルチホップのネットワークを構成する。少ないホップ数の無線マルチホップネットワークと干渉の強さを競う。応用としてロボットを遠隔制御する。

(2) DSP信号処理 :
テキサスインスツルメント社のDSPキット(TM320C6713 DSP Starter Kit “DSK”)を使ってエコーキャンセラーを実装する。キャンセル能力を競う。

まえもって勉強しておくことが望ましい基礎知識 :
1. ワイヤレスネットワーク:無線通信の基礎、Javaプログラミング言語.
2. DSP
信号処理:ディジタル信号処理の基礎、C言語

履修条件および登録方法等:
1. 募集学生:大学院博士前期課程
2. 募集人数:10人
3. 前期に履修登録(4月)

応募者多数の場合は、GPA、英語力TOEFUL/TOEIC等の成績を考慮して 審査します。 英語検定を受けていない学生は、ヒアリングする場合もあります。

履修ガイダンス(参加が履修の条件です) :
日時・場所:4月12日(月)18:00からG棟319号室 万一参加できない場合は、4月12日18:00までにn.nakajima@hc.uec.ac.jp (大学院国際プロジェクト(情報通信)担当)へ理由を添えて申し出ること。