受賞

安達宏一准教授(先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター)が2024年9月10日(火)~13日(金)に日本工業大学で行われた電子情報通信学会ソサイエティ大会において、通信ソサイエティでの献身的活動が認められ、活動功労賞を受賞しました。

本組織は、電子情報通信学会の研究専門分野における部門の1つで、通信に関する学問、技術の発達を期するため、この分野における研究調査活動の円滑な推進を図り、他ソサイエティ(部門)とも協力しながら研究活動の活性化に寄与することを目的として活動を行っています。

今回の表彰は、以下の3つの貢献に対して授与されたものです。(詳細

・無線通信システム研究専門委員会幹事補佐および幹事としての貢献
・ITU AI/ML 5G Challengeの日本ラウンド開催に関する貢献
・通信ソサイエティ投稿論文の査読委員としての貢献

受賞

石橋功至研究室の照井貫太さん(情報・ネットワーク工学専攻博士前期2年)が、2024年6月19日(水)~6月21日(金)に沖縄県宮古島にてハイブリッド形式で開催された電子情報通信学会無線通信システム(RCS)研究会「初めての研究会」において優秀発表賞を受賞しました。

2024年度の本学会では、41件の講演があり、それぞれ10分の口頭発表と70分のポスター発表によって審査が行われ、1件が最優秀発表賞、7件が優秀発表賞として表彰されました。(詳細

【受賞者】照井 貫太
【論文題目】確率的遮蔽を伴うミリ波通信路におけるマルチパネルアレイの設計
【著者】照井 貫太、荒井 甲、石橋 功至

受賞

石橋功至研究室(先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター)の上田康平さん(情報・ネットワーク工学専攻博士後期1年)が、2023年度電子情報通信学会無線通信システム(RCS)研究会奨励賞(2023 IEICE RCS Active Research Award)を受賞し、2024年5月8日(水)に無線通信システム研究会専門委員会前にて表彰式が行われました。

同研究会は、有限の資源である電波を有効活用し、コードレス、モビリティ、非接触といった電波固有の特質を活かした無線通信システムの研究に焦点をあて、無線伝送・アクセス技術、無線システム構築技術、無線ネットワーキング技術などに関する研究発表・報告と活発な討議を通して研究者、技術者および利用者相互間の交流・啓発の場となっています。

本賞は、2023年5月から2024年4月までのRCS研究会において、35歳以下の若手研究者が発表した論文のうち、特に優れた論文に対して与えられる賞で、今回は5名に授与されました。(詳細

【受賞者】上田 康平
【発表題目】低密度構造化OFDMに基づいたグラントフリー非直交多元接続の ためのベイズ受信機設計
【著者】上田 康平、 原 郁紀(東京理科大学)、石橋 功至

受賞

安達宏一研究室の蕪木碧仁さん(情報・ネットワーク工学専攻博士後期2年)が、2024年3月4日(月)~8日(金)に広島大学東広島キャンパスで開催された2024年電子情報通信学会総合大会において、電子情報通信学会2023年度学術奨励賞を受賞しました。

この賞は、電子工学および情報通信に関する学問、技術の奨励のため、有為と認められる新進の科学者又は技術者に贈呈されるものです。今回は、2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会で発表した論文に対して授与されました。(詳細

【受賞者】蕪木碧仁
【発表題目】複数送信環境における自律分散型リソース割当法の検討

第47回AWCCセミナー開催のご案内

先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター(AWCC)は,アメリカ・ノースイースタン大学のDr. Michael J. Marcusをお招きして,AWCCセミナーを開催いたします.

Dr. MarcusはアメリカのFCCで25年以上もの長きにわたり周波数割り当て策定などを担当されてきた,周波数政策に関する世界的な専門家のお一人であります.

今回のご講演では,WiFiや100GHz以上の超高周波数帯を例として周波数割り当て政策についてご説明いただく予定です.学生の皆さんにとっては,貴重な機会であるので,奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます.

日時:  2024年2月29日(木)13:00~14:30

場所:   東3号館301号室

参加費: 無料

予約: 不要

講師:

Dr. Michael J. Marcus, a principal research scientist, Institute for the Wireless Internet of Things, an adjunct professor of ECE at Northeastern University, and director of Marcus Spectrum Solutions

講演タイトル:

Spectrum policy and wireless engineering- The need to better understand the connection and the opportunities and benefits for cooperation

※講演は英語で行われ通訳はつきません

講師略歴:

Michael J. Marcus is a principal research scientist, Institute for the Wireless Internet of Things, an adjunct professor of ECE at Northeastern University, and director of Marcus Spectrum Solutions. He retired from the Federal Communications Commission in 2004 after nearly 25 years in senior spectrum policy positions. While at FCC, he proposed and directed the policy developments that resulted in the bands used by Wi-Fi, Bluetooth, and licensed and unlicensed millimeter-wave systems above 59 GHz. He was an exchange visitor from FCC to the Japanese spectrum regulator (now MIC), and has been a consultant to the European Commission and the Singapore regulator (now IMDA). During 2012–2013, he was Chair of the IEEE-USA Committee on Communication Policy and is now its Vice Chair for Spectrum Policy. In 2013, he was awarded the IEEE ComSoc Award for Public Service in the Field of Telecommunications “for pioneering spectrum policy initiatives that created modern unlicensed spectrum bands for applications that have changed our world.” He received S.B. and Sc.D. degrees in electrical engineering from MIT.

問い合わせ先:先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター(AWCC) 安達宏一(adachi[アット]awcc.uec.ac.jp)

受賞

安達宏一研究室の坂本陽向さん(Ⅱ類(融合系)情報通信工学プログラム4年)が、2024年1月18日(木)~19日(金)にかけて東北大学とオンラインのハイブリッド形式にて開催された電子情報通信学会無線通信システム(RCS)研究会「初年度発表者コンペティション」において優秀発表賞を受賞しました。

本研究会は、有限の資源である電波を有効活用し、コードレス、モビリティ、非接触といった電波固有の特質を活かした無線通信システムの研究に焦点をあて、無線伝送・アクセス技術、無線システム構築技術、無線ネットワーキング技術などに関する研究発表・報告と活発な討議を通して研究者、技術者および利用者相互間の交流・啓発の場となっています。

2023年度の「初年度発表者コンペティション」では、14件の講演があり、それぞれ15分の口頭発表と10分の質疑応答によって審査が行われ、1件が最優秀発表賞、5件が優秀発表賞として表彰されました。(詳細

【受賞者】坂本 陽向
【論文題目】チャープインデックス空間分割に基づく多元接続方式
【著者】坂本 陽向、安達 宏一

WIRE-X第3回講演会報告

 令和5年12月18日(月)13時より、電気通信大学 アライアンスセンターにて、WIRE-Xコンソーシアムの第3回講演会を実施しました。

  第3回講演会ではフィンランド・オウル大学 Mehdi Bennis教授が登壇され、4時間以上に渡って、分散機械学習、セマンティック通信と様々な最先端の話題について講演がありました。イベントには50人程度の会員が参加し、長時間に渡って、活発な質疑応答、議論が行われました。

  講演会後は、ソーシャルネットワーキングイベントが実施され、多くの出席者が熱をもって講演内容について議論しておりました。本コンソーシアムでは、引き続き、日本国内の無線通信分野の活性化、技術力向上に貢献していく予定です。

※WIRE-Xコンソーシアムについて
詳細はこちら
【参加企業・大学】(令和5年12月26日現在)
 企業会員:株式会社KDDI総合研究所、日本電気株式会社、住友電気工業株式会社、株式会社竹中工務店、村田製作所、ソフトバンク株式会社
 大学会員:東京大学、京都大学、大阪大学、東京工業大学、横浜国立大学、名古屋工業大学、東京農工大学、北海道大学、同志社大学、東京理科大学、国立情報学研究所、電気通信大学

受賞

石橋功至研究室(先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター)の内村颯汰さん(情報・ネットワーク工学専攻博士後期1年)が、2022年11月29日(火)から12月2日(金)に北海道登別市で開催された第45回情報理論とその応用シンポジウム(SITA2022)において、情報理論とその応用シンポジウム若手研究者論文賞(Symposium on Information Theory and its Applications Young Researcher Paper Award)を受賞しました。

この賞は、35歳以下の若手研究者が発表した論文のうち、特に優れた論文に対して与えられる賞で、今回は75件の発表の中から3件に授与されました。

表彰式は、2023年11月28日(火)から12月1日(金)に山口県山口市で開催された第46回情報理論とその応用シンポジウム(SITA2023)にて行われました。(詳細

【受賞論文】多地点協調OFDMミリ波通信システムのためのアウテージ最小化ハイブリッドビームフォーミグ設計
【著者】内村 颯汰、アブレウ・ジュゼッペ、石橋 功至

第46回AWCCセミナー/IEEE Communications Society (ComSoc) Distinguished Lecture講演会開催のご案内

先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター(AWCC)は,IEEE Communications Society (ComSoc) Distinguished Lecturerである台湾国立清華大学のDr. Y.-W. Peter Hongをお招きして,IEEE ComSoc Distinguished Lecture (DL)を実現する運びとなりました.

Dr. Hongは分散信号処理や,IoT通信,無線通信への機械学習の応用といった研究分野において,世界的に活躍されている著名な研究者のお一人であります.

学生の皆さんにとっては,第一線でご活躍されている研究者からお話を聞くことのできる貴重な機会であるので,奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます.

日時:      2023年11月28日(火)13:00~14:00

場所:      電気通信大学アライアンスセンター100周年記念ホール

参加費:   無料

予約:      参加人数把握のため,下記URLよりセミナー開始前の11月28日(火)9:00までにお申し込みください.

                 申し込み用Google Form:https://forms.gle/tDLg3ktYNJJJ9dJY8

もしGoogle Formにアクセスできない場合には,以下の情報をadachi[アット]awcc.uec.ac.jpまでお送りください.

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*お名前:

*ご連絡先(メールアドレス):

*ご所属:

*所属研究室名(電通大生のみ):

*IEEE Membership種別(該当するものを残してください):

            – IEEE ComSoc Member(Student member含む)

            – IEEE Member(Student Member含む)

            – それ以外

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講師:

Dr. Y.-W. Peter Hong, Professor, National Tsing Hua University, Taiwan

講演タイトル

Federated Knowledge Caching and In-Network Learning over Wireless Networks

※講演は英語で行われ通訳はつきません

講演概要:

Most modern applications in artificial intelligence (AI) rely on a centralized data center to perform the training and inference over large datasets. Distributed (or federated) learning techniques allow the learning to be moved from large data centers to distributed edge entities, where users have more control of both their own data and computational resources. The local entities can collaborate to perform complex learning or inference tasks, but the frequent message exchanges required may cause a significant increase in the wireless traffic, which must be properly addressed. In this talk, I will discuss the impact of distributed learning over wireless networks and introduce two of our recent works in this direction. By focusing on cellular networks, we first examine the optimization of wireless resources for federated learning between local users and the base-station, and introduce a new knowledge caching framework to facilitate both training and access of machine learning models by these users. The model caching strategy must take into consideration the training efficiency, channel conditions, and the user preference. Then, for internet-of-things or wireless sensor networks, we propose a novel in-network learning framework, where low-cost sensor devices (each hosting only a small neural network) may collaborate to form a deep neural network over wireless multihop links. We utilize over-the-air computation to improve the communication efficiency, and network reconfiguration to adapt to varying sensor deployments and inference tasks. Through these works, we show that the new traffic type generated by distributed learning requires new wireless designs and considerations that are different from conventional voice and data traffic.

講師略歴:

Y.-W. Peter Hong received his B.S. degree from National Taiwan University in 1999, and his Ph.D. degree from Cornell University in 2005, both in electrical engineering. He is a Distinguished Professor of the Institute of Communications Engineering and Department of Electrical Engineering at National Tsing Hua University, Hsinchu, Taiwan, Associate Dean of the Colleges of EECS, and Director of the LiteOn-NTHU Joint Research Center. His research interests include AI/ML in wireless communications, signal processing for sensor networks, UAV communications, distributed learning and optimization, and physical layer secrecy.

Dr. Hong currently serves as Senior Area Editor of IEEE Transactions on Signal Processing. He is also a Distinguished Lecturer of IEEE Communications Society (2022-2023) and the Vice Director of the IEEE ComSoc Asia-Pacific Board (2022-2023). He received several awards for his research contributions, including the 2010 IEEE ComSoc Asia-Pacific Outstanding Young Researcher Award, 2011 Y. Z. Hsu Scientific Paper Award, 2011 National Science Council Wu Ta-You Memorial Award, 2012 CIEE Outstanding Young Electrical Engineer Award, 2018 National Science and Technology Council (NSTC) Outstanding Research Award, 2022 CIEE Outstanding Electrical Engineering Professor Award, and 2022 NSTC Outstanding Research Award.

問い合わせ先:先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター(AWCC) 安達宏一(adachi[アット]awcc.uec.ac.jp)

感謝状を授与されました

石橋功至教授(先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター)が、電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティより編集活動感謝状を授与されました。

本組織は、電子情報通信学会の研究専門分野における部門の1つで、本学会が関わる「電子」「情報」「通信」の3つの伝統的な領域の基礎を幅広く支え、これらの領域を掘り起こして先進的な新しい領域の創生につながる研究活動を積極的に支援し推進する事を理念としています。

本感謝状は、本組織において査読委員をつとめ、情報通信分野への貢献が評価されたことによるものです。(詳細

WIRE-X第2回講演会報告

 令和5年8月24日(木)13時より、電気通信大学 創立80周年記念会館にて、WIRE-Xコンソーシアムの第2回講演会を実施しました。

 第2回講演会では米国ノースイースタン大学 Josep Miquel Jornet教授が登壇され、4時間以上に渡って、テラヘルツ通信の基礎から応用まで様々なトピックについて講演がありました。イベントには50人程度の会員が参加し、長時間に渡って、活発な質疑応答、議論が行われました。

 講演会後は、ソーシャルネットワーキングイベントが実施され、多くの出席者が熱をもって講演内容について議論しておりました。本コンソーシアムでは、引き続き、日本国内の無線通信分野の活性化、技術力向上に貢献していく予定です。

WIRE-X第1回講演会報告

 令和5年8月3日(木)13時より、電気通信大学UECアラインスセンター内100周年記念ホールにて、WIRE-Xコンソーシアムのキックオフ講演会を実施しました。

石橋教授によるコンソーシアム設立宣言

イベントでは50人程度の会員が参加し、活発な質疑応答、議論が行われました。講演については、以下の通りです。

■ 総務省 総合通信基盤局 電波部移動通信課 新世代移動通信システム推進室 増子 喬紀室長 「通信で創る新しい社会を目指して~5Gのその先へ~ 」

 増子室長からは我が国の無線通信に関する研究動向および政策についての講演と共に、WIRE-Xコンソーシアムの活動を通して、幅広い知識を持ち、世界の第一線で活躍できる技術、人材の育成に貢献してほしいとの激励を頂きました。

増子室長による講演の様子

■京都大学 林 和則 教授「無線通信に現れる線形逆問題の解き方」 

 京都大 林教授からは高度化する無線通信技術を理解するための基礎理論に関する講演を頂きました。多数の学生・若手研究者から活発に質問が行われました。

林教授による講演の様子

■名古屋工業大学 和田山 正 教授「深層学習·深層展開に基づく無線通信設計」

 名工大 和田山教授からは近年重要となっている深層学習、深層展開についての基本から最新の手法までについて講演を頂きました。人工知能を組み合わせた無線通信設計は6Gと呼ばれる次世代規格でも注目を集めており、出席者と熱のこもった質疑が行われました。

和田山教授による講演の様子

 講演会後も、多くの出席者が熱をもって講演内容について議論しておりました。本コンソーシアムでは、引き続き、日本国内の無線通信分野の活性化、技術力向上に貢献していく予定です。

WIRE-Xコンソーシアムの設立について

【概要】

  国立大学法人 電気通信大学 先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター(AWCC: Advanced Wireless and Communication Research Center)は、将来の無線通信技術の研究開発、標準化提案において、世界的な競争を牽引できる無線通信技術者の養成を目指し、次世代無線通信技術イノベーション創生コンソーシアム(WIRE-X:Consortium for Wireless Innovation and
Research Exchange)を設立しました。

  本コンソーシアムでは、産学協働の場を提供することで、大学、企業の垣根を越えて、イノベーションを創出するための人的ネットワーク基盤の形成を推進し、大学・企業間でのマッチング、研究の受託、共同研究支援などを実施することにより、本分野を活性化し、広く社会に貢献することを目指します。

  令和5年8月3日には、コンソーシアムの第1回の会合となるキックオフ講演会を開催し、京都大学 林和則教授、名古屋工業大学 和田山正教授からの講演に加えて、総務省 総合通信基盤局 電波部移動通信課 新世代移動通信システム推進室 増子喬紀室長より講演を頂き、活発な議論が行われました。

【WIRE-Xコンソーシアムについて】

• 国内外トップ研究者による招待講演、会員同士によるフォローアップ勉強会
• 国内外の研究者との密度の高い交流の場を設け、ネットワークの形成・連携を推進
• 若手研究者や学生と、企業研究者のマッチング(共同研究、リクルート)による分野の活性化

・参加企業・大学(令和5年8月3日現在)
企業会員:株式会社KDDI総合研究所、日本電気株式会社、住友電気工業株式会社、株式会社竹中工務店、他一社
大学会員:東京大学、京都大学、大阪大学、東京工業大学、横浜国立大学、名古屋工業大学、東京農工大学、北海道大学、同志社大学、東京理科大学、国立情報学研究所、電気通信大学

・設立日
  2023年8月3日(木)

・WIRE-Xコンソーシアム ウェブサイト
  http://www.awcc.uec.ac.jp/wire-x/

・WIRE-Xコンソーシアム ロゴマーク


本ロゴマークには、国内外の様々なバックグランドを持つ人々を繋ぎ、自由闊達に世界最先端の情報に触れ、議論する中で、国内にイノベーションを起こすための研究の土壌を作りたいという意志が込められています。

※詳細はこちら

受賞

石橋功至教授(先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター)が電子情報通信学会通信ソサイエティでの献身的活動が認められ、活動功労賞を受賞しました。

本組織は、電子情報通信学会の研究専門分野における部門の1つで、通信に関する学問、技術の発達を期するため、この分野における研究調査活動の円滑な推進を図り、他ソサイエティ(部門)とも協力しながら研究活動の活性化に寄与することを目的として活動を行っています。

今回の表彰は、通信ソサイエティにおける研究専門委員会運営等に関する貢献に対して授与されたものです。(詳細

受賞

石橋功至教授(先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター)がKDDI Foundation Award業績賞を受賞しました。

本アワードは、ICT が拓く豊かな未来社会の実現を目指し、技術、産業、制度・法律、社会、文化、医療、まちづくりなど広範囲の研究において、ICT の普及・発展、グローバル化、ICT を利活用した社会的課題の解決など、社会の持続的発展に貢献する顕著な業績を挙げた個人を表彰するもので、今年度の受賞者は、本賞2名、業績賞2名、貢献賞2名の計6名でした。

石橋教授は、「ユーザセントリックな通信を実現する新たな無線アクセスネットワーク技術に関する研究」 の業績が高く評価され、今回の受賞となりました。

表彰式は2024年3月に東京都内にて開催予定です。(詳細

第45回AWCCセミナー/IEEE Vehicular Technology Society (VTS) Distinguished Lecture講演会開催のご案内

先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター(AWCC)は,IEEE Vehicular Technology Society (VTS) Distinguished Lecturerであるオーストラリア・ディーキン大学のDr. Jinho Choiをお招きして,IEEE VTS Distinguished Lecture (DL)を実現する運びとなりました.

Dr. Choiは無線通信全般,特に物理層信号処理の研究分野において,世界的に活躍されている著名な研究者のお一人であります.

学生の皆さんにとっては,第一線でご活躍されている研究者からお話を聞くことのできる貴重な機会であるので,奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます.

日時: 2023年10月2日(月)16:00~17:30
場所: 東3号館301号室
参加費: 無料
予約: 参加人数把握のため,下記URLよりセミナー開始時間の10月2(月)16:00までにお申し込みください.
【申し込み用Google Form】https://forms.gle/TLfkabsPpjWXnydp8

もしGoogle Formにアクセスできない場合には,以下の情報をadachi[アットマーク]awcc.uec.ac.jpまでお送りください.
 *お名前:
 *ご連絡先(メールアドレス): 東3号館301号室
 *ご所属:
 * 所属研究室名(電通大生のみ):
 * IEEE Membership 種別(該当するものを残してください): 
    - IEEE VTS Member(Student member含む)
    - IEEE Member(Student Member含む)
    -それ以外                 

講師: Dr. Jinho Choi, Professor, School of Information Technology, Burwood, Deakin University, Australia

講演タイトル: Semantic Communication: Communication Needed after AI
※講演は英語で行われ通訳はつきません

講演概要: Semantic communication becomes a feature of 6th generation (6G) systems, which focuses on conveying the meaning of information rather than conveying information itself. For human users in semantic communication, the capability to support an efficient interpretation of the significance and meaning intended by a sender (or accomplishment of the goal) becomes crucial when dealing with multi-modal data such as videos, images, audio, text messages, and so on. For interacting intelligent machines as autonomous agents, however, there are different challenges such as semantic information or signature extraction. In this talk, we introduce models for semantic communications for autonomous agents and discuss various approaches and challenges.

講師略歴: Jinho Choi was born in Seoul, Korea. He received B.E. (magna cum laude) degree in electronics engineering in 1989 from Sogang University, Seoul, and M.S.E. and Ph.D. degrees in electrical engineering from Korea Advanced Institute of Science and Technology (KAIST) in 1991 and 1994, respectively. He is with the School of Information Technology, Burwood, Deakin University, Australia, as a Professor. Prior to joining Deakin in 2018, he was with Swansea University, United Kingdom, as a Professor/Chair in Wireless, and Gwangju Institute of Science and Technology (GIST), Korea, as a Professor. His research interests include the Internet of Things (IoT), wireless communications, and statistical signal processing. He authored two books published by Cambridge University Press in 2006 and 2010 and one book by Wiley-IEEE in 2022. Prof. Choi received a number of best paper awards including the 1999 Best Paper Award for Signal Processing from EURASIP. He is a Fellow of the IEEE and has been on the list of World’s Top 2% Scientists by Stanford University since 2020. Currently, he is a Senior Editor of IEEE Wireless Communications Letters and a Division Editor of Journal of Communications and Networks (JCN). He has also served as an Associate Editor or Editor of other journals including IEEE Trans. Communications, IEEE Communications Letters, JCN, IEEE Trans. Vehicular Technology, and ETRI journal.

問い合わせ先:先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター(AWCC) 安達宏一(adachi[アットマーク]awcc.uec.ac.jp)

受賞

藤井威生研究室(先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター)の向田敦紀さん(情報・ネットワーク工学専攻博士前期2年)が、2022年11月7日(月)~8日(火)に福岡大学にてハイブリッド形式で開催された電子情報通信学会スマート無線研究会において発表した研究について、2022年電子情報通信学会スマート無線研究会研究奨励賞を受賞しました。

本学会は、電子・情報・通信の三分野を取り扱っている学会であり、複雑化・多様化する世界において、社会実装される価値ある技術を生み出すためには産・学・官それぞれが組織の垣根を越えて活動することを目的としています。
本研究会は、ソフトウェア無線、コグニティブ無線、周波数共用、一般、技術展示を議題としており、本賞は、2022年のスマート無線研究会における一般講演において、最も優秀な研究発表を行った若手発表者3名に授与されるものです。(詳細

【受賞者】向田 敦紀
【発表題目】無線環境データベースを用いたV2Xにおける無線アクセス技術の適応選択
【著者】向田 敦紀

受賞

石橋功至研究室の磯野直樹さん(情報・ネットワーク工学専攻博士前期1年)が6月15日から17日にかけて琉球大学+オンラインで開催された電子情報通信学会無線通信システム(RCS)研究会「初めての研究会」において優秀発表賞を受賞しました。

2022年度の「初めての研究会」では、29件の講演があり、それぞれ10分の口頭発表と80分のポスター発表によって審査が行われ、1件が最優秀発表賞、5件が優秀発表賞として表彰されました。(詳細)

【受賞者】磯野 直樹

【論文題目】ランダムなユニタリ行列を用いた秘匿プリコードOFDM伝送

受賞

中條宏郁さん(情報・ネットワーク工学専攻博士後期3年)、藤井威生教授、安達宏一准教授(先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター)らが、2021年度電子情報通信学会スマート無線研究会技術特別賞を受賞しました。

本賞は、2021年度のスマート無線研究会における技術展示講演において、最も優秀な技術展示を行った1チームに授与されるものです。 (詳細

【受賞チーム】中條宏郁、藤井威生、安達宏一
【発表題目】スマートスペクトラムに基づいた5G無線ネットワークの実証実験

受賞

藤井威生研究室のGAO Yingさん(情報・ネットワーク工学専攻博士後期1年)および角田真一郎さん(情報・ネットワーク工学専攻博士前期1年)が2021年9月27日(月)~10月28日(木)オンライン開催のIEEE Vehicular Technology Conference (VTC) 2021-Fallにおいて、IEEE VTS Tokyo/Japan Chapter 2021 Young Researcher’s Encouragement Awardを受賞しました。

本賞は、国際会議IEEE Vehicular Technology Conference (VTC) 2021-Fallにおいて発表された論文に対して、学生による発表を奨励する賞としてIEEE VTS Tokyo/Japan Chapterから授与されたものです。(詳細

【受賞者】Ying Gao
【発表タイトル】Improvement of Radio Environment Map under Data Falsification Attack

【受賞者】Shinichiro Kakuda
【発表タイトル】Channel Allocation for LoRaWAN Considering Intra System and Inter System Interferences